主なビザ種類早見表
オランダ移住で検討しうる主要ビザを、対象・期間・要件・費用の観点で比較します。日本人に最も利用されているのはDAFT(日蘭通商航海条約ベースの起業家ビザ)です。
オランダ 主要ビザ比較
2026年4月時点の概要。最終判断は必ずIND公式情報をご確認ください。
| ビザ名 | 対象 | 期間 | 主要要件 | 健康診断 | 家族帯同 | 費用目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| DAFT 日蘭通商航海条約 |
日本・米国籍の起業家 | 2年(更新可、5年で永住検討) | オランダで事業登記、預託金4,500EUR、事業計画 | 原則なし | 可(配偶者・子) | 申請 約350EUR+預託金 |
| 高度専門職 Highly Skilled Migrant |
IND認定企業に雇用される専門職 | 雇用契約に準ずる(最長5年) | 最低給与基準(2026年 月約5,700EUR、30歳未満は約4,200EUR)、雇用主の認定 | 原則なし | 可 | 申請 約380EUR |
| 家族ビザ | オランダ居住者の配偶者・子 | 配偶者の滞在許可に連動 | 同居、収入基準、婚姻証明の公認訳 | 原則なし | 本人が帯同者 | 申請 約240EUR |
| 学生ビザ | 認定教育機関の入学者 | 就学期間+1年(Search Year) | 入学許可、学費・生活費の証明 | 原則なし | 条件付き | 申請 約240EUR |
| Search Year Orientation Year |
オランダ・指定海外大学の卒業生 | 1年(就職活動用) | 卒業後3年以内に申請 | 原則なし | 条件付き | 申請 約240EUR |
DAFT — 日本人のオランダ移住の王道
日蘭通商航海条約(Dutch-American Friendship Treaty の日本版、通称 Dutch-Japanese Friendship Treaty)に基づく起業家ビザです。日本国籍保持者は、オランダで事業を登記し、銀行口座に4,500EURを預託することで、比較的シンプルに滞在許可を得られます。
他の起業家ビザのような「事業スコア」要件がなく、実質的な要件は預託金と事業の実在性のみです。フリーランス・小規模法人との相性が良く、日本人の移住事例が積み上がっています。
DAFTの特徴
- 日本国籍であること
- 預託金 4,500EUR(事業用口座)
- 事業計画とKvK(商業登記)登録
- 初回2年、以降5年更新
- 5年継続で永住権の検討対象
ビザ申請の流れ(5ステップ)
ビザ種別を決める
職業・家族構成・資金状況に照らして、該当ビザを絞り込みます。
書類準備
パスポート、戸籍、事業計画、預託金証明、雇用契約書など。公認訳が必要な書類があります。
IND申請
在日オランダ大使館またはIND(Immigration and Naturalization Service)へ提出。
入国・BSN登録
渡航後に市役所でBSN(市民番号)を取得、居住登録。
滞在カード受領
IND事務所で生体情報登録、滞在カード発行。
健康診断・持病の告知について
オランダの主要就労系ビザ(DAFT・高度専門職・家族・学生)では、申請時の健康診断や既往歴の告知義務は原則ありません。ただし結核検査の対象国は別ルールがあり、日本は対象外です。持病がある方の移住で押さえるべき点は、持病のある方の移住で知っておきたいことにまとめています。
免責事項
本ページは2026年4月時点の情報をもとに作成しています。ビザの要件・費用・必要書類は予告なく変更される場合があります。最終的な申請の前に、必ずIND公式サイト(ind.nl)および在日オランダ大使館で最新情報をご確認ください。本ページは情報提供を目的とした非営利活動であり、当NPOは個別のビザ申請代行を行いません。申請書類の準備に不安がある場合は、行政書士・弁護士・各国の移住支援事業者など、ご自身の状況に合った専門家にご相談ください(当NPOは特定の事業者を推奨しません)。